三河 五葉城
Goyo castle

五葉城跡【愛知県新城市富岡字南川】

【立地】山城
【別称】高城

【市指定史跡】

【歴史】南北朝時代、標高348m、比高220mの山頂に築かれ、西郷弾正の出城とされる。城主に西郷孫
六郎清員の名もある。南300m程の頂に同じ西郷氏の高城跡が在るが、時期の同異は不明である。現在は曲
輪、堀、土塁が残り、主郭に説明看板が立つ。


【所感】先ずは大原調整池〔五葉湖〕を目指します。五葉湖駐車場に車を止め、もとの道を更に250m程進
んだ二又〔道路に林道南川線のプレート有り〕を左へ上ります。200m程上ると、正面に車止めの閉鎖門、
右手に東屋が在り、ここが登城スタート地点になります。一様、閉鎖門の手前にも車が2台程駐車出来ます。
閉鎖門から道なりに舗装路を歩き、暫く行くと、砂利道に変わります。雨水槽を経て、更に歩くと、宇利峠・
中山峠のT字路に出ますが、ここも中山峠方面に真っ直ぐ進みます。800m程歩いた左手に城跡の入口が在
り、この山林の最高所になります。城跡入口は少し広くなった場所で、壊れた「五条城跡」の看板、「オミナ
エシ フジバカマ…」と書かれた看板が立っている場所です。この看板背後の細道を入ると、Uの曲輪を経て
、五葉城趾の歴史看板が立つTの曲輪に着きます。Vの曲輪は五葉城趾の看板右手の道を進んだ辺りです。T
の曲輪の南西、北西に横堀が在り、Tの曲輪西端の虎口から、横堀に降りることが出来ます。大原調整池から
城跡まで林道を50分程歩くことになりますが、通り過ぎて山中で迷子にならない様、事前によく調べてから
行きましょう。





登城道

 

城跡入口〔写真:左〕Uの曲輪南端の虎口〔写真:右〕

  

Tの曲輪南端の虎口〔写真:左〕Tの曲輪〔写真:中央〕五葉城趾の歴史看板〔写真:右〕

 

Vの曲輪〔写真:左〕Tの曲輪南西の横堀〔写真:右〕