尾張 吉田屋敷
Yoshida residence

 吉田主水下屋敷跡【愛知県稲沢市高御堂2丁目6・4】
吉田庄太夫下屋敷跡【愛知県稲沢市高御堂2丁目15】
 吉田平内下屋敷跡【愛知県稲沢市高御堂2丁目12】
      吉祥寺【愛知県稲沢市高御堂2丁目27】
サークルK国府宮店【愛知県稲沢市高御堂2丁目6−11 愛知県 稲沢市 高御堂2丁目6−11

【立地】平地

【歴史】時期は定かではない。吉田主水正家澄(家政)〔1538〜1625年7月7日〕
の屋敷とされる。1610年名古屋に尾張藩が開かれて後、鷹匠頭の家澄は藩主から高御堂
の土地を与えられ、屋敷を構えた。その後、一族の吉田庄太夫、吉田平内も来住し、尾張藩
に奉仕した。現在は住宅、畑地に変わり、遺構は無い。


【所感】県道65号線、県道62号線、県道136号線が交差する高御堂信号交差点を東進
し、2つ目の信号を南へ曲がり、150m程進むと、右手に鷹八幡社、その西隣りに吉祥寺
が在ります。吉祥寺に今は無縁仏となった家澄の墓が在り、鷹八幡社は鷹匠に関連したもの
と思われます。吉田主水下屋敷跡は県道62号線沿いサークルK国府宮店の北側辺り、吉田
庄太夫下屋敷跡はサークルK国府宮店から県道62号線を挟んだ南2つ目の区画で、高御堂
簡易水道水源地跡の石碑が立っている辺りになります。吉田平内下屋敷跡はサークルK国府
宮店の1本東の道、県道62号線高御堂2信号交差点を南へ進み、左2本目を入った藪の辺
りで、吉田庄太夫下屋敷跡の東2つ目の区画になります。


 

吉田主水下屋敷跡辺り〔写真:左〕吉田庄太夫下屋敷跡辺り〔写真:右〕

 

吉田平内下屋敷跡辺り〔写真:左〕鷹八幡社・吉祥寺東隣り〔写真:右〕