尾張 桂城
Katsura castle

      桂城跡【愛知県あま市七宝町桂字城之堀】
あま市役所七宝庁舎【愛知県あま市七宝町桂字城之堀1】
      法光寺【愛知県あま市七宝町桂字郷内1608】
    桂の六地蔵【愛知県あま市七宝町桂字猶猪】

【立地】平城

【歴史】時期は定かではない。織田氏の一族織田弥十郎の居城とされる。場所は不明だが、あま市役所
七宝庁舎が建つ「字城之堀」辺りとも云われ、現在は住宅、道路に変わり、遺構は無い。

【所感】あま市役所七宝庁舎の区画と西隣りの区画、それらの南側を走る太い道路が城之堀になります
。字城之堀の東から南にかけて湾曲して小切戸川が流れ、水堀のようにも感じます。小切戸川に架かる
桂大橋の南に法光寺、寺の南東200m程に「桂の六地蔵」が在ります。由来は、@蟹江合戦の時、敗
走し秋竹で割腹した武士の遺骨を引き取った僧が、その冥福を祈り、刀剣等と共に葬った所。A法光寺
の開祖桂中納言則良入道が、安貞二年二月二十五日、その父である桂大納言則充卿卒去に伴って勝浦の
里〔現在の桂地区〕に葬り、その墳墓をこの地に建立して草庵を結び、傍らに六地蔵を営立した。これ
ら2説を持つお地蔵様です。




桂城跡辺りか・あま市役所七宝庁舎南側


 

法光寺〔写真:左〕桂の六地蔵〔写真:右〕