加賀 小松城
Komatsu castle

県立小松高校【石川県小松市丸の内町2町目丸15】
   兼六園【石川県金沢市兼六町1】

【平城】
【別称】芦城・浮城・小松浮城

【市指定史跡】

【歴史】築城年は定かではない。越前朝倉氏の備えとして、加賀一向一揆
衆が築いた砦城とされる。1564年朝倉勢の攻撃により、一時陥落した
が、1576年一揆方大将若林長門が修築し、織田軍の佐久間盛政と対峙
するところとなる。1580年信長の命により、柴田勝家、佐久間盛政の
総攻撃で加賀一向一揆衆の拠点尾山〔金沢〕御坊が落ち、村上義明の居城
となる。1597年丹羽長重が10万石で入り、1600年「関ヶ原の戦
い」後は、加賀前田家2代利長領となる。1615年一国一城令の際、例
外として残される。1639年加賀前田家3代利常の隠居城として修築を
始め、1640年に入り、1658年利常。現在は県立小松高校敷地の一
角に天守台、井戸跡が残る。

【所感】旅行で兼六園へ行く途中、立ち寄った城跡です。雨が降っていて
、良い写真が望めそうにはなかったので「辞めようかな?」と思いながら
行きました。何故か?現地に着いたら、雨が止み、写真に収めることにし
ました。県立小松高校に最西部に位置し、一般の人でも、自由に見ること
が出来、天守台上に上ることも出来ます。10m四方程の方形の天守台が
運動場の片隅にポツリと建ち、寂しそうーな感じでした。




現存 天守台・県立小松高校