三河 久保田城
Kubota castle

久保田城跡【愛知県額田郡幸田町久保田字上ノ山】

【立地】丘城

【歴史】天文年間(1532〜1555年)、標高40m、比高20mの丘陵端に築かれた高橋氏の居
城とされる。永禄年間(1558〜1570年)、家康に謀反の噂で高橋半四郎宗正が城を追放され、
大橋善五郎左衛門義重が入る。1563〜1564年「三河一向一揆」の際、石川平三郎正俊、一勝、
朝総、親総らが一揆方に加担して入ったが、1567年廃城となる。現在は聞入寺→廃寺・草地となり
、遺構は無い。

【所感】国道248号線大草寺西信号を東へ曲がり、1500m程進んだ交差点左前に聞入寺が在りま
したが、現在は更地になっています。幸田町の町有地で、立ち入り禁止の看板が立っています。


 

廃寺となった聞入寺への道〔写真:左〕廃寺となった聞入寺の石垣・久保田城跡〔写真:右〕