美濃 室原城
Murohara castle

    室原城跡【岐阜県可児市室原】
     妙智寺【岐阜県可児市室原847】
グリンデルワイト【岐阜県可児市長洞256−3】

【立地】山城
【別称】長洞城

【歴史】永禄年間(1558〜1570年)後期、標高216m、比高80mに築かれた山
城である。尾州の国境に近く、金山城の支城として築かれ、城主は金山城主森氏の一族で可
児六郎左衛門秀行とされる。1584年「小牧、長久手の戦い」の際、金山城主森長可は秀
吉軍に属して金山と発ち、3月17日徳川軍の先陣酒井忠次らと犬山市羽黒辺りで合戦とな
り、大敗した。この時、可児秀行・盛行父子も参戦したが、秀行は討死、盛行はわずかな手
勢と共に室原城へ逃げ帰ったが、徳川軍の追撃に諦め、自ら城に火を放ち自害した。160
0年金山城、室原城は廃城となり、可児氏は森氏の近臣として信濃海津城へ転封する。現在
は曲輪、土塁などが残る。

【所感】登城口は2つ。妙智寺と県道113号線道路沿いグリンデルワイトから150m程
南下した右手に城址碑とともに在ります。どちらの登城口もトライしましたが、険しくて途
中で断念しました。





登城口にある室原城址碑