三河 六名城
Mutsuna castle

六名城跡【愛知県岡崎市六名1丁目】
真宮遺跡【愛知県岡崎市六名1丁目11−5】

【立地】平城

【歴史】築城年、築城者は定かではない。城主に鳥居四郎左衛門忠広〔〜1572年〕・成
瀬藤蔵正義〔〜1572年〕・蜂谷半之丞貞次〔1539〜1564年〕・安藤帯刀直次〔
1554〜1635年〕の名がある。鳥居四郎左衛門忠広は徳川十六神将の一人で、157
2年「三方ヶ原の戦い」で戦死。成瀬藤蔵正義は木戸城より移り、鳥居忠広と同じく、「三
方ヶ原の戦い」で戦死した。蜂谷半之丞貞次も徳川十六神将の一人で、1563〜1564
年「三河一向一揆」の際、一揆方で家康に反したが、許されて帰参し、1564年「吉田城
攻め」で討死した。安藤帯刀直次は後に紀州徳川家家老として紀州国田辺城主となる。場所
は真宮遺跡、熊野公園辺りと云われ、遺構は無い。


【所感】県道293号線真宮町南交差点を北へ300m程進むと、左に真宮遺跡、右に熊野
公園が在ります。この辺りが城跡と云われてますが、周りは住宅地です。西に愛知環状鉄道
、更に西は矢作川です。熊野公園から200m程北へ進むと、左手が影山城跡です。




六名城跡辺りか・熊野公園・山伏塚の柿