琉球 名護城
Nago castle

   名護城跡【沖縄県名護市名護】
名護城公園南口【沖縄県名護市大東2丁目2】

【立地】平山城
【別称】上南城

【歴史】標高102mの山城で、中北山の今帰仁世の主の次男が当地に派遣されてグスクを
築き、名護按司が拠点としたと伝えられる。名護按司が何代続いたか不明だが、周辺地域を
支配下において繁栄を誇っていたようだ。1322年羽地グスクを拠点とする『怕尼芝』が
今帰仁按司を滅ぼし、北山王となる。怕尼芝は今帰仁グスクを拠点にし、名護グスクは羽地
グスクの支配下に置かれた。名護按司は、第2尚氏王統3代尚真の代〔1477〜1526
年〕に首里に移住し、名護グスクは廃城となる。現在は曲輪、堀切、井戸跡が残る。

【所感】私はトイレと自動販売機がある『名護城公園南口』に駐車し、階段を登って名護神
社→主郭まで登りました。今帰仁城跡からホテルへ帰る途中で寄りましたが、十分に時間が
無く、主郭周辺の腰曲輪や二重堀切、井戸跡や拝所など撮り残しが沢山有りました。次回は
縄張り図を入手して、可能な限り遺構を収めたいと思います。





名護神社へ登る階段



名護神社・拝殿



名護城碑



掟神屋・拝所・腰曲輪





主郭