三河 西阿知和城
Nishi Achiwa castle

   大照院【愛知県岡崎市西阿知和町中根124−2】
岡崎ろう学校【愛知県岡崎市西阿知和町御用田1−23】
 若宮八幡社【愛知県岡崎市西阿知和町下山ノ田44】

【立地】丘城
【別称】阿知和村古城

【歴史】標高40m、比高10mの丘陵上に築かれた城で、1421年松平宗家3代信光が
岩津城主になった際、弟信季は阿知和城主となった。永享年間〔1429〜1441年〕、
禄高35貫目を拝領して阿知波右衛門大夫と改名。その後、2代信親―3代信豊―4代信秀
―5代信利と続いた。廃城年は、永禄年間〔1558〜1570年〕、または天正年間〔1
573〜1592年〕、兵火により焼失したと云う。昭和に入り、住職が城の供養として豊
田市に在った大聖院を当地へ移し、大照院を建立したと云われる。遺構は無い。


【所感】県道339号線岩津小東信号を南へ曲がり、岡崎ろう学校を経て、600m程進ん
だ若宮八幡社を右へ入ると、大照院が左手に在ります。矢作川の支流青木川と真福寺川に挟
まれた地で、北側は住宅、南側は田地です。




大照院