三河 荻城
Ogi castle

荻城跡【愛知県額田郡幸田町荻字城跡】
誓願寺【愛知県安城市姫小川町姫150】

【立地】平城

【歴史】1460年頃、京都の内藤氏が三河国へ来住し、当地に屋敷城を築いたことに始ま
る。下って義清の時、松平宗家6代信忠・7代清康に仕え、岡崎五人衆〔天野貞有・石川忠
輔・植村新六・内藤義清・林藤助〕となる。義清の子清長は姫小川城を築き、弓の名手とし
て名を挙げる。1563〜1564年「三河一向一揆」の際、清長の息子家長は門徒であり
ながら家康方に付いた。清長は一揆方に加担した為、この地に蟄居となり、1564年病没
、廃城となる。誓願寺に内藤清長の墓がある。現在は田地に変わり、遺構は無い。

【所感】国道248号線萩北、荻西野信号間の道を東へ曲がり、250m程進んだ道沿いに
石碑が立っています。写真を撮っていたら、農家の方が「あの家の方に聞くと詳しいよ」と
声を掛けてくれました。




荻城跡の石碑