遠江 大谷近藤陣屋
Ohya kondo jinya

大谷近藤陣屋跡【静岡県浜松市北区三ヶ日町大谷】
  内野陣屋跡【静岡県浜松市浜北区内野】

【立地】丘地
【別称】大谷陣屋・旗本近藤家陣屋・近藤陣屋

【歴史】1629年気賀近藤家を弟の用治が継ぎ、長男用行は大谷近藤家の祖となった。1
681年頃、大谷近藤家2代用高は、摩訶耶村から当地へ移り、3000石で陣屋を構えた
。用行・用高は鉄砲頭であったようで、その後、用赴−用寿−用為−用温と続き、1842
年7代用誉の時、内野陣屋へ移り、廃屋となった。陣屋の役人は地方〔年貢収納係〕3名、
公事方〔裁判係〕2名で、大野家が代々その首座を務めた。現在は蜜柑畑となり、旗本近藤
家陣屋跡の看板の裏に井戸が残る。


【所感】東名高速道路三ヶ日ICを降りて料金所を潜り、初めての交差点を左折して県道3
08号線〔鳳来三ヶ日線〕へ入ります。350m程北上した左手の細道を入り、250m程
進むと、左手に『旗本近藤家陣屋跡』の看板が有ります。現在は蜜柑畑ですが、都筑大谷川
よりも10m程高い丘陵で、東方に見晴らしの良い場所です。グーグルにも載っていますが
、県道と細道の三叉路に大谷代官屋敷の看板があります。




旗本近藤家陣屋跡の看板と井戸跡・蜜柑畑




大谷代官屋敷の看板・個人宅