尾張 澤井公屋敷
Sawai residence

       澤井公屋敷跡【愛知県一宮市木曽川町黒田字山94−30・4−12】
セブンイレブン一宮黒田北店【愛知県一宮市木曽川町黒田字山94−1】
       第六日置ビル【愛知県一宮市木曽川町黒田字山1−2】
        黒田小学校【愛知県一宮市木曽川町黒田字古城26−2】


【立地】平地

【歴史】1582〜1590年織田信雄の家臣で黒田城主澤井左衛門尉雄重(吉長)〔〜1
608年4月4日〕の屋敷とされる。1584年「小牧、長久手の戦い」で手柄をたて、後
に豊臣秀吉より尾張国内1000石を賜った。1600年「関ヶ原の戦い」の際、清洲城主
福島正則に従い家康軍で参戦。戦後、清洲藩主松平忠吉〔家康の四男〕の重臣として300
0石を賜るが、1607年関ヶ原の戦傷が元で忠吉は没し、翌1608年雄重も亡くなった
。その後、澤井家代々は尾張藩に仕えた。明治維新の時、名古屋に居た澤井家当主澤井元長
は黒田へ移り、初代黒田村長を務めたと云う。現在は石碑、看板が立つ。

【所感】国道22号線と県道181号線が交わる黒田西石原信号交差点から170m程西進
した右手に澤井公屋敷跡の石碑、歴史看板が立っています。第六日置ビルの敷地内で、セブ
ンイレブン一宮黒田北店の隣りです。黒田小学校の東側には没後400年を記念して黒田城
主であった澤井雄重公の石碑が建てられています。





澤井公屋敷跡の石碑と看板