尾張 瀬木遠見番所
Segi Tomi Bansho

        瀬木遠見番所跡【愛知県常滑市北条2丁目】
セブンイレブン常滑北条2丁目店【愛知県常滑市北条2丁目116−1】
         エスポア常滑【愛知県常滑市北条2丁目116−2】
       県営北条住宅1棟【愛知県常滑市北条2丁目8−1】
       県営北条住宅2棟【愛知県常滑市北条2丁目8−2】

【立地】丘地
【別称】瀬木遠見船番所

【歴史】1643年丘陵上に尾張藩が置いた遠見番所で、知多半島では師崎遠見番所〔南知多町〕と共
に2箇所設置された。初め、遠見番所は切支丹番所とも呼ばれ、居所2棟に水主2名が常駐し、遠眼鏡
を配置して船舶等の監視にあたった。幕末になると、砲台、烽火台と共に重視された。瀬木遠見番所は
丘陵上に3棟の建物が設けられたが、現在は丘陵自体が滅失して住宅が建ち、遺構は無い。


【所感】国道155号線原松信号を南へ曲がり、次の陶磁器会館前信号を右折した突き当たりにエスポ
ア常滑、県営北条住宅、スカイヒルズ北条などの高層建物群が在りますが、嘗てこの辺りに丘が在り、
丘上に遠見番所が在ったそうです。常滑城跡と同じように見事に丘陵が均されています。


 

瀬木遠見番所跡辺り