尾張 山崎城
Yamazaki castle

山崎城跡【愛知県瀬戸市品野町8丁目】
 久雲寺【愛知県瀬戸市落合町47】
 神明社【愛知県瀬戸市落合町1】

【立地】平山城

【歴史】品野城に対する織田信長方の城で、城主は竹村孫七郎長方とされる。1558年信長の「品野
城攻め」の際、品野城を守る桜井松平監物家次に対し、織田方は1000の兵で日夜攻め続けたが落城
せず。反対に豪雨の夜に急襲され、竹村孫七郎・磯田金平・戸崎平九郎・滝山伝三郎ら50余人が討死
、城を捨てて敗走したと云う。現在は畑地、山林となり、丘陵端に織田方敗将の供養塔と伝わる宝筐印
塔が在る。

【所感】国道248号線、国道363号線が交差する交番前信号を北へ進み、右手の神明社、天白社を
過ぎ、左手の久雲寺前の道を東へ進み、山崎川の橋の左上に見える小山が山崎城跡です。山崎橋を渡り
、左1つ目の民家〔“整体”と書かれた看板が在る家〕横に細い登城口が在り、1分程で供養塔に着き
ます。山頂は神社の鳥居と祠・山神が在ります。私は近所の方に聞いて教えてもらいました。




西方から見た山崎城跡

 

宝筐印塔・織田方敗将の供養塔〔写真:左〕宝筐印塔の奥に在る祠と山神〔写真:右〕