尾張 篠島城
Shinojima castle

  篠島城跡【愛知県知多郡南知多町篠島字東山】
旧篠島小学校【愛知県知多郡南知多町篠島字東山1】
   松寿寺【愛知県知多郡南知多町篠島字東山56】


【立地】丘城

【歴史】南北朝時代(1336〜1392年)初期、標高42m、比高30mの丘陵上に築
かれた城で、城主に室賀左近大夫秋季の名がある。1338年北畠顕信らは南朝の義良親王
〔後の村上天皇〕を奉じて東国へ向かう途中、遠州灘で暴風雨に遭い、篠島に漂着した。島
の東に在った寺「妙見斎」に館を造り、滞在されたと云う。現在は神社、畑地に変わり、曲
輪や土塁らしきものが残る。


【所感】松寿寺の北東、旧篠島小学校東隣りの城山が城跡になります。小学校グランド東端
の石段を登り、民家横の細道を進むと、自然に城跡へ行けます。城跡内は様々な石碑が並び
、奥に城跡の石碑が在ります。愛知県で唯一島に在る城跡です。




城山碑・城跡入口



篠嶋聖跡碑




土塁か









城跡内の様子





名古屋城採石地の石・矢穴・篠島観光協会案内所



名古屋城採石地の石・矢穴・清正の枕石付近



篠島の矢穴石・名古屋市能楽堂・三の丸