三河 塩平城
Shiodaira castle

塩平城跡・玖老勢コミュニティプラザ【愛知県新城市玖老勢字薮ノ内12−3】

【立地】丘城
【別称】塩平村古城

【歴史】築城年は定かではない。海老川、分野川の合流点標高120mの段丘上に築かれた
城で、文安年間(1444〜1449年)、足利氏の城番として彦部右衛門亮・彦部左近将
監、1456年彦部近江守が居住したと云う。1575年徳川家康が長篠城を攻めた際、武
田勝頼は援兵に武田信豊・土屋昌次ら8000人を布陣、長篠の内金東方の山辺りに馬場信
房ら5000人を布陣させた。この時、家康との内通を疑われた作手の奥平貞能は黒瀬の本
営に呼び付けられたが、この時の本営が塩平城であったと云う。戦後は松平宮内左衛門の居
城となる。現在は玖老勢コミュニティプラザが建ち、遺構は無い。


【所感】国道257号線、県道436号線が交わる長楽信号T字路を東の県道436号線を
進みます。県道436号線、県道32号線が交差する玖老勢信号から150m程進んだ三叉
路を右へ入り、200m程進むと、左手に玖老勢コミュニティプラザが在ります。




塩平城跡・玖老勢コミュニティプラザ