尾張 高木屋敷
Takagi residence

高木屋敷跡【愛知県知多郡南知多町大井字南側】
  利生院【愛知県知多郡南知多町大井字真向27】

【立地】平地

【歴史】1600年頃、大井に築かれた高木一吉の屋敷とされる。高木氏の始祖は高木判官信光と云わ
れ、清秀に至って尾張国緒川城主水野信元に仕えた。一吉は清秀の次男で、1561年緒川村で生まれ
、清洲城主松平忠吉に付属。1600年「関ヶ原の戦い」の後、1500石を得て知多郡大井村に在所
屋敷を構えた。その後、吉任−吉和−清長−孝保−雅言−清昌−清全−清著−茂世−一実と、代々尾張
徳川家に仕えた。場所は利生院の南東辺りとされ、現在は住宅に変わり、遺構は無い。


【所感】国道247号線大井漁港前信号を西へ曲がり、100m程進むと、左手に利生院が在ります。
南側の住宅地内は自動車の通行が難しい道幅で、古い家屋が建ち並び、場所は分かりません。


 

利生院〔写真:左〕高木屋敷跡辺りか〔写真:右〕