信濃 武居城
Takei castle

武居城跡【長野県諏訪市中洲】
 権祝邸【長野県諏訪市中洲1455】

【立地】丘城
【別称】片山古城

【歴史】1330年北条高時の娘婿諏訪五郎時重が築いた城とされる。1
333年新田義貞の「鎌倉攻め」の際、時重は高時と共に自害した。14
83年「文明の内訌」で大祝継満は、総領家諏訪政満を前宮の神殿で殺害
。矢崎正継らは諏訪政満の仇の為、兵を率いて大祝継満の干沢城を攻め落
とし、継満は高遠へ退いた。1484年大祝継満は小笠原政貞〔政秀〕ら
の援助を受けて片山古城〔武居城〕を修復し、干沢城と対峙した。その後
、篠原弥三郎の居城となったようだが、1542年武田信玄の諏訪侵入で
落城。諏訪頼量城主の後、天正年間(1573〜1592年)に廃城にな
ったとされる。現在は曲輪、土塁などが残る。

【所感】県道16号線、北斗神社、権祝邸の南で、諏訪市×茅野市の市境
となる川の西に在る東西に長い丘陵が城跡になります。城跡の南側へ周り
込むと登城口がありますが、雨により、遠景のみの撮影となりました。




東麓から見た武居城跡遠景・右上