遠江 滝堺城
Takisakai castle

 滝境城跡【静岡県牧之原市片浜字法京】
若宮八幡社【静岡県牧之原市片浜2217】

【立地】丘城

【町指定史跡】


【歴史】1571年2月大井川を超えて遠江に侵攻した武田信玄は、滝堺古城を修築して使
う予定だったが、狭小であった為、馬場美濃守に命じて滝堺古城の北方1キロ程、標高70
m、比高60mの丘陵上に滝堺新城を築いた。1573年信玄が没すると、武田勝頼は15
74年「第1次高天神城攻め」で後方基地として利用したが、1575年「長篠の戦い」、
1581年「第2次高天神城の戦い」に敗れ、1582年家康軍により落城となる。現在は
茶畑に変わり、曲輪、堀切、土塁が残る。


【所感】グーグルマップに「滝堺城跡案内板」の場所が載っており、そこから西の山へ55
0m程歩いて上ります。若宮八幡神社辺りを歩いていると、城跡まで車で行けそうに感じま
すが、次第に道幅も狭くなり、悪路を上り切っても駐車場は無いので徒歩で行きましょう。
滝堺城跡の看板の背ろに土塁と2重堀切、背後の茶畑が四の曲輪、左の茶畑が三の曲輪、そ
の奥に二の曲輪、一の曲輪の順に並び、一の曲輪から駿河湾が一望出来ます。




滝堺城跡の看板と登城口



滝堺城跡の標柱







登城道



滝堺城跡の看板



四の曲輪・茶畑



三の曲輪北端2本目の堀切



三の曲輪北端1本目の堀切



三の曲輪・茶畑



三の曲輪×二の曲輪間の二重堀切



二の曲輪・茶畑



一の曲輪×二の曲輪間の堀切



一の曲輪・茶畑



一の曲輪から見た駿河湾 相良平田港