三河 東部城
Tobe castle

東部城跡・市杵神社【愛知県額田郡幸田町菱池字東部49−1】

【立地】平城
【別称】鷲田城

【歴史】1561年、酒井与四郎正親〔1521〜1576年〕の築城とされ、1560年
「桶狭間の戦い」の後、岡崎に復帰した家康が三河平定を目的に築かせたものである。正親
は酒井雅楽頭家6代清秀の子で、幼少より松平宗家7代清康・8代広忠・9代元康〔家康〕
に仕え、1561年西尾城主となる。1584年「小牧、長久手の戦い」で家康は秀吉と和
睦するが、警戒、備えとして、深溝松平家4代家忠に改修を命じている。現在は市杵神社、
公園に変わり、土塁らしきものが残る。

【所感】県道483号線欠間信号を西へ500m程進むと、東部信号が在ります。更に25
0m程進むと、相見川手前左手に市杵神社、児童公園が在ります。相見川と長浜川の合流点
で北側の田多美川を合わせると、西・南・北の三方を川に囲まれた好条件な場所であること
が分かります。




東部城跡・市杵神社