遠江 和田ヶ島砦
Wadagashima fort
和田ヶ島砦跡【静岡県浜松市天竜区渡ヶ島】
納凉亭【静岡県浜松市天竜区鹿島1−10】
【別称】渡ヶ嶋砦
【歴史】天竜川×阿多古川の合流点北側、通称:止利弖山(とりてやま)〔標高86m、比
高40m〕と呼ばれる丘陵南端に築かれ、二俣城の西780mに位置する。1575年5月
「長篠・設楽原の戦い」で武田軍に勝利した織田・徳川連合軍。同年6月徳川家康は「二俣
城攻め」を開始。鳥羽山城を本陣とし、4つの砦〔蜷原・毘沙門堂・南山・和田ヶ島〕を築
いて包囲。和田ヶ島砦は榊原康政が布陣したと云う。同年12月二俣城が落城する。現在は
草地、高電圧送電塔、山林となり、堀切、曲輪が残る。
【所感】うなぎ納凉亭から県道9号線を700m程北上した丁字路を右折、平田大橋〔阿多
古川〕を渡り、2つ目の左カーブ右手脇道を50m程進んだ右手に砦跡の入口があります。
10m程先に堀切、50m程先に高電圧送電塔、50m先の右手に曲輪Aへ入る入口があり
ます。曲輪A内は草地で、嘗ては畑地だったようです。この場所も「南山砦跡」「毘沙門堂
砦」と同じく、地面に砂や丸石が見られ、雨で崩れやすいからか土留めの板に囲まれていま
す。曲輪Aも含め、@ABのような平地が見られますが、嘗ての曲輪配置とは異なり、畑地
造成の際に消失しました。
和田ヶ島砦跡入口
北端の堀切
曲輪A北側の様子
曲輪A東側の様子
曲輪A
曲輪A西側の様子