琉球 座喜味城
Zakimi castle

座喜味城跡・ユンタンザミュージアム【沖縄県中頭郡読谷村座喜味708−6】

【立地】平山城

【ユネスコ世界文化遺産】琉球王国のグスク及び関連遺産群
【国指定史跡】座喜味城跡

【歴史】15世紀前期、山田グスクを拠点としていた護佐丸が標高127mの山上に築いた
平山城である。1416年中山王尚巴志の「北山攻略の戦い」で武勲を立てた護佐丸は、一
時期、戦後処理の為に今帰仁グスクに留まり、座喜味グスクの築城を始める。山田グスクを
破却し、その石材を支配下だった喜界島・与論島・沖永良部島の島民に運ばせて造営したと
も云われている。1440年護佐丸は首里王宮の為に中城グスクに移り、座喜味按司の住居
となる。第二次世界大戦前は石垣もよく残っていたが、一の郭に日本軍の高射砲陣地が設置
された際に破壊され、戦後、米軍のレーダー基地が建設された時に北側の石垣が取り除かれ
たと云う。石垣の大半は復元されたもので、1982に修復完了。1972年国指定史跡、
2000年ユネスコ世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」、2017年続日本
100名城に指定される。現在は曲輪、石垣、アーチ門が残る。

【所感】座喜味城跡の城壁は内側が曲線、外側は四角く張り出した横矢掛りになっており、
今帰仁城跡や中城城跡と違った特徴があります。また、二の郭へ入って直ぐ左方に細長い袋
小路が在りますが、ここは武者溜り、もしくは迷い込んだ敵に攻撃を加えるエリアと思われ
ます。一の郭・二の郭が並ぶシンプルな城ですが、立ち位置やアングルを変えると違った写
真が撮れる不思議な城跡です。座喜味城跡専用の駐車場もあり、続日本100名城のスタン
プはユンタンザミュージアムにあります。



















二の郭のアーチ門







二の郭の城壁



二の郭と一の郭のアーチ門





一の郭のアーチ門





一の郭の礎石建物跡



一の郭の城壁