播磨 明石城
Akashi castle

明石公園【兵庫県明石市明石公園1−27】

【立地】平山城
【別称】喜春城・錦江城

【国重要文化財】明石城坤櫓、巽櫓

【歴史】1600年「関ヶ原の戦い」の後、池田輝政が52万石の播磨藩主になると、明石
は輝政の家臣池田由之の預かりとなった。1617年輝政の孫光政が因幡国鳥取へ移ると、
西国街道の押さえ、瀬戸内海の関門を占める明石に徳川家康の外孫小笠原忠真が信濃国松本
より移り、10万石で明石藩を立藩した。1618年姫路藩主本多忠政の指導を得て、明石
の拠点であった船上城を配し、現在に残る明石城、城下町、港を築き、商業港として発展し
た。1632年忠真が豊前国小倉へ移り、一時天領となる。1633年戸田松平康直が7万
石で入るが、翌年に亡くなり、兄の遺児光重が家督を継いだ。その後、1638年大久保忠
職、1649年藤井松平忠国−信之、1679年本多政利、1682年松平直明−直常−直
純−直泰−直之−直周−直韶−斉宜−慶憲と続き、直致で明治を迎える。1918年県立明
石公園と称され、2006年日本100名城に選定される。現在は曲輪、石垣、土塁、土橋
、水堀などが残り、隅櫓2基が国重要文化財に指定されている。


【所感】JR明石駅前に明石公園が在り、堀に架けられた橋を渡って公園に入ると、写真の
通り、2つの美しい隅櫓が見えます。この日は、朝日を浴びて隅櫓が白く光っていました。
天守の無い城ですが、土塀で繋がれた両隅櫓が在れば、それだけでイイという感じです。公
園内には体操をする人、ジョギングする人、くつろぐ人などが居、小高い丘の上から両櫓が
見守っているように見えました。













現存 三重三階 坤隅櫓【国重要文化財】・本丸











現存 三重三階 巽櫓【国重要文化財】・本丸











天守台・本丸



艮櫓跡・本丸



本丸西端の土塁



乾櫓跡・本丸



見ノ門跡・本丸



本丸



二ノ丸から本丸へ入る番ノ門跡



番ノ門跡から見た土橋と二ノ丸



二ノ丸





大ノ門跡・二ノ丸



二ノ丸の大ノ門跡へ向かう石段



貞ノ櫓台・二ノ丸



礼ノ櫓跡と二ノ丸東端の土塁



二ノ丸北端の土塁



二ノ丸から東ノ丸へ入る方ノ門跡



方ノ門跡と東ノ丸西端の土塁



東ノ丸



角ノ櫓跡・東ノ丸



東帯郭の白ノ門跡





真ノ門跡・東ノ丸



真ノ門跡・東ノ丸



出ノ門跡・東ノ丸



弁ノ櫓跡・薬研堀



先ノ門跡・稲荷郭



稲荷郭



正ノ櫓台・稲荷郭



万ノ門跡・稲荷郭



桜堀



剛ノ池



山里郭の看板・きしろスタジアム





城主松平若狭守直明御茶の水遺跡



居屋敷郭から見た現存 坤櫓・巽櫓【国重要文化財】・復元 塀



居屋敷郭の格ノ門〔切手門←伏見城薬医門〕





明ノ門〔東不明門〕



中ノ門跡と元ノ門跡〔西不明門〕





定ノ門跡と能ノ門跡〔太鼓門・大手門〕