三河 安城古城
Anjo old castle

安城古城跡【愛知県安城市安城町社口堂】

【立地】平城

【市指定史跡】

【歴史】1034年、関白太政大臣藤原頼道が志貴荘〔旧碧海郡・旧幡豆郡〕を領有したこ
とに始まる。志貴荘の拠点として荘館が置かれるが、当地に確証はない。1221年「承久
の乱」の後、重原庄地頭職に二階堂基行、志貴庄、及び、碧海庄地方地頭職に安藤左衛門尉
が任ぜられた。室町時代は地頭代として和田宗基―満平―持平―政平―親平ら5代の本拠地
となったが、1440年頃、和田親平が安祥城へ移り、廃城になったとされる。城主に多門
縫殿助重則、酒井左衛門の名もある。現在は住宅、公園、畑に変わり、土塁が残る。


【所感】県道48号線南町信号〔名鉄西尾線横〕を南へ曲がり、100m程進んだ右側の細
道を入ると、直ぐに歴史看板が見えます。南町信号を曲がって直ぐ右側に見える竹薮が目印
です。歴史看板の奥に在る祠の裏手へ周ると、台地端に在ったことが分かります。




社口社・安城古城址の歴史看板