三河 青木城
Aoki castle
青木城跡【愛知県西尾市吉良町上横須賀字青木】
横須賀小学校【愛知県西尾市吉良町上横須賀字菱池13−1】
【立地】平城
【歴史】伝承地であり、確証は無い。1241年大橋貞康の築城とされる。桓武天皇第5皇
子葛原親王の10代子孫大橋太郎貞経という人物があった。後白河天皇の皇女式子内親王を
娶り、筑紫の太守に任ぜられ、通貞・貞康の2子を授かった。貞康は三河守に任ぜられ、1
215年三州宝川の辺に大橋城を築き、1241年幡豆郡大橋庄に城を築いた。付近には老
松が群生し、海中に浮かず青い島のように見えたので、青木城と名付け、城内に八幡宮を建
てて鎮守したと云う。1244年城内に青木山本蓮寺を創建。次の貞俊は、1277年三州
大浜に海岸防衛の為に羽城を築く。その後、貞高−貞則−貞清−貞省を続き、8代城主は南
朝の忠臣千種忠顕の子和田盛勝であった。1379年7月西尾城主吉良俊氏の来襲で城を焼
かれ、翌年1月6日三河落合城の合戦で討死し、御油の青木神社に祀られた。場所は夜燈が
立つ青木公民館辺りとされる。
【所感】県道42号線沿いの横須賀小学校の南西80mに青木公民館が在ります。周辺は住
宅、畑地になります。
青木城跡辺りか・青木公民館