遠江 美人ヶ谷城
Bijigaya castle

 美人ヶ谷城跡【静岡県掛川市上西郷】
美人ヶ谷公民館【静岡県掛川市上西郷4029】

【立地】平山城
【別称】石谷城・殿垣戸城

【歴史】築城年は定かではない。標高104m、比高60mの山上に築かれた平山城である
。応仁・文明年間〔1467〜1487年〕、美人ヶ谷城跡がある遠江国佐野郡西郷荘には
嘗て二階堂氏を称し、「遠江三十六人衆」の一人に数えられる山科家の荘園代官を務めた遠
江西郷氏がいたとされる。この西郷氏の居館跡を西郷氏の後裔である石谷氏が継承しという
のが、同城に関する俗説であるが、確証は無い。遠江石谷氏が初めて史料に登場するのは、
1569年1月、徳川家康が石谷政清に与えた所領宛行状である。「美人ヶ谷」とは山がは
げた状態「ビンゼ谷」が転訛したものと云う。現在は山林となり、曲輪、堀切が残る。

【所感】初めは山本神社左手〔頌徳碑〕の丸太階段から登りましたが、階段が無くなると若
木で道が分からなくなり、とりあえず左方へ直登したら丸太階段が現れ、登り切った平地か
ら奥へ進んだら、丁字路に「美人ヶ谷城趾←150米」の看板がありました。この丁字路か
らアスファルト路を麓へ下って行くと、山本神社の脇に出るので、登城も道を使った方が足
場も良く分かりやすいと思います。丁字路から笹道を上った場所にも「←美人ヶ谷城趾」の
看板があり、ココから左へどんどん奥へ進むかたちになります。入って直ぐの杉林が大手曲
輪と言われる曲輪Fで、その後は写真の順番通り、堀切や曲輪が続きます。曲輪Dや曲輪B
からに西側を覗き込むと広い腰曲輪があるのに対し、曲輪C、曲輪Bの東側は細長い腰曲輪
が続いていますが、倒木だらけで撮っても分かり辛い状態になっていました。最高地が主郭
〔腰曲輪@〕で、その奥に広い曲輪Aが在ります。笹道が刈られていないと心配ですが、ア
スファルト路を使えば訪ねやすい城跡と思います。
























登城道





曲輪7





浅い堀切C



曲輪6





堀切B







曲輪5



曲輪5西側の腰曲輪





曲輪4



堀切跡A



曲輪3



曲輪3西側の腰曲輪





曲輪1



曲輪2