三河 海老村古屋敷
Ebimura old residence

海老村古屋敷跡【愛知県新城市海老字正法寺】
    吉良屋【愛知県新城市海老字南貝津6−8】
鳳来海老郵便局【愛知県新城市海老字正法寺18−7】

【立地】山麓
【別称】海老陣屋


【歴史】天文、弘治年間(1532〜1558)、標高170m、比高10mの山麓に築か
れた佐野入道の屋敷とされる。1826年屋敷跡地に海老陣屋が設置され、石田陣屋より菅
沼定敬が3000石で移った。代官は菅谷丹蔵らが勤めたが、1853年百姓騒動を機に閉
鎖されたと云う。現在は住宅、畑地となり、陣屋時代の曲輪、石垣が残る。


【所感】海老川に沿って走る県道32号線を北上し、海老信号T字路の150m程手前〔吉
良屋が在る場所〕を左折すると、県道435号線へ入ります。海老川に架かる海老橋を渡っ
て左へ折れると、左手に鳳来海老郵便局が在りますが、この辺りから右手上を見ると、高圧
線鉄塔の場所に石垣が見えると思います。郵便局前の道を更に南へ進み、右1本目の脇道を
入り、突き当たりを右へ曲がると、石垣が在る民家の場所に着きます。石垣を楽しみに訪ね
ましたが、期待を裏切りませんでした。


 

石垣