陸奥 五戸館
Gonohedate

五戸館跡・五戸町図書館・歴史みらいパーク【青森県三戸郡五戸町舘1−1】
     古館跡(兎内館跡)・五戸町役場【青森県三戸郡五戸町古舘21−1】

【立地】平地
【別称】木村館・五戸代官所

【町指定史跡】五戸館跡
【町文化財建造物】五戸代官所の門

【歴史】戦国時代末期、南部26代信直〔1546〜1599年〕の時、木村杢之助秀勝が
築いた館とされる。木村氏は、永正年間(1504〜1520年)五戸木村家初代秀清の時
、古館に定着。2代秀勝は南部信直に見出され、五戸郷の新田開発、現五戸町の基礎を築い
た。1635年頃、南部藩の代官所が設置され、1697年5代秀晴まで木村家が代官を務
め、それ以後、盛岡藩より代官が派遣され、1869年まで機能した。館は単郭で、東西に
懸谷、北に絶壁、南に掘割を巡らしていた。1998年五戸代官所が復元され、現在は図書
館など公共施設が建ち、遺構は無い。

【所感】1915年より当地が町役場になり、1984年現在の地〔古館跡〕に移転されま
した。古館跡は木村秀勝の父木村秀清が築いた館なので、五戸館跡とセットで行けば歴史が
繋がります。




五戸館跡の看板・歴史みらいパーク駐車場



舘(木村)稲荷神社・歴史みらいパーク



復元 五戸代官所



移築 旧五戸代官所門・歴史みらいパーク



『斗南藩の藩庁跡』の看板・五戸町図書館