三河 花沢古屋敷
Hanazawa old residence
花沢古屋敷跡【愛知県豊田市花沢町上根引】
妙楽寺【愛知県豊田市花沢町上根引2−1】
【立地】山頂
【別称】花沢村古屋敷
【歴史】文亀年間(1501〜1504年)頃、今川方の伊勢宗瑞〔北条早雲〕来襲の際、
安城城主の松平宗家5代長忠〔長親〕は隠宅である花沢古屋敷に内室を住まわせ、出陣した
と云う。内室は長忠没後も当地に住んで余生を送ったと伝えられる。屋敷跡は妙楽寺の観音
堂辺りとされ、遺構は無い。
【所感】国道301号線花沢西ノ入信号から松平方面へ500m程進んだ妙楽寺の看板が在
る脇道を右折します。300m程進んだ二又路を左へ上り、600m程上った最終地点が妙
楽寺観音堂と墓地〔妙楽寺浄苑・水子万体観音〕です。山を削って造った大変広い平坦地で
、屋敷が在った雰囲気は感じられません。
妙楽寺観音堂