三河 鳳面館
Homen yakata

鳳面館【愛知県豊田市千足町10丁目】
松元寺【愛知県豊田市本地町8丁目33】

【立地】平城
【別称】千足城・千足村陣屋

【千足松平家】

【歴史】中世に築かれた豪族の居館とされるが、詳細は不明。旧字名「鳳面」からその名が付けられた
。明治の地籍図では逢妻女川の西岸に位置し、東西30m、南北50m、濠と土塁に囲まれた方形城館
が見られる。現在は田地に変わり、遺構は無い。場所は不明だが、江戸時代、千足村に松平但馬守乗英
が600石で陣屋を構えたと云う。


【所感】県道284号線と県道489号線が交差する本地町7丁目交差点を西へ〔トヨタ自動車三好工
場へ〕進み、逢妻女川に架かる川端橋を渡ると直ぐ左手に松元寺が在ります。館跡は松元寺北側辺りと
され、逢妻女川が湾曲した内側です。西側には農業用水路が走り、往時は水堀だったと思われます。松
元寺で91歳のお婆ちゃんが、当地の昔話をしてくれました。




鳳面館跡


 

鳳面館跡の説明看板〔写真:左〕松元寺〔写真:右〕