三河 本地陣屋
Honji jinya
本地陣屋跡【愛知県豊田市本地町6丁目】
観音寺【愛知県豊田市本地町6丁目88】
【立地】丘地
【別称】本地村陣屋
【本地松平家】
【歴史】『本地陣屋』1621年大給松平家6代家乗の次男松平但馬守知乗が1000石で
構えた陣屋とされる。1633年常陸国河内郡内200石の加増を受け、1200石となる
。1659年知乗没後、その子乗延が遺領900石を受け、乗邦−乗南−乗梯−乗季−乗冬
−乗敬−9代乗綱と続いた。現在は観音寺に変わり、遺構は無い。『千足陣屋』松平但馬守
知乗の次男乗英はそれまでの300石に加え、1659年父の遺領300石を受け、600
石で千足村に陣屋を構えた。その後、乗明−乗尹−乗識−乗功−大膳亮−乗邦と続き、本多
紀文で明治を迎える。場所は不明。
【所感】東名高速道路豊田インターの西側で、県道284号線と県道489号線が交差する
本地町7丁目交差点を東へ150m程進んだコンビ二の裏手に観音寺があります。この辺り
の集落で最も高い地になります。丘陵端に観音寺、本地老人クラブ憩の家が在り、城の立地
としては良い場所です。
本地陣屋跡・本地老人クラブ憩の家