尾張 奥田城
Okuda castle
奥田城跡【愛知県稲沢市奥田堀畑町】
堀畑公会堂【愛知県稲沢市奥田堀畑町13】
【立地】平城
【歴史】1375年頃、斯波尾張守義重の従弟満種の子持種が初代奥田城主となり、清洲城
が初めて築かれた頃と云う。その後、織田定宗〔〜1560年〕が入り、飯尾家を継いで飯
尾近江守と称した。織田信秀時代から一門衆で、1560年「桶狭間の戦い」の際、息子の
尚清(信宗)〔1528〜1591年〕とともに信長の鷲津砦に布陣したが、今川方の朝比
奈泰能、井伊直盛の攻撃を受けて討死。尚清は生還し、その後も信長に仕えたが、1591
年嫡子無く没した。家督は定宗の二男飯尾重宗〔1540〜1616年7月4日〕が相続し
、加賀国へ移って後、廃城になったとされる。場所は堀畑神社辺りとされ、遺構は無い。
【所感】県道67号線、県道139号線が交差する高重信号を北進し、東海道新幹線、伊勢
木川を越え、200m程進んだ左3本目を入ると、右手に堀畑公会堂と堀畑神社が在ります
。住宅が建ち並ぶエリアです。
堀畑神社・堀畑公会堂