伊勢 高岡城
Takaoka castle

高岡城跡【三重県鈴鹿市高岡町】
高岡神社【三重県鈴鹿市高岡町1333】

【立地】平山城

【歴史】弘治年間(1555〜1558年)、神戸利盛が沢城から神戸城へ移り、その支城
として岸岡城・高岡城〔標高50m〕が築かれたと云う。1559年利盛没後、神戸友盛の
家老山路弾正が城主となった。1567・68年、織田信長の2度の攻撃によく耐え、落城
しなかった。信長は神戸城主神戸友盛と和睦し、信長の三男織田信孝を神戸家の養子とした
。友盛は沢城へ隠居となり、1571年近江の蒲生氏郷の預けとなった。高岡城主山路弾正
は友盛の不遇に憤り、平野城主伊藤茂右衛門らと謀って神戸城討伐を企てたが、失敗して自
刃した。その後、信孝の異母兄弟小島兵部が城主となるが、1582年「本能寺の変」の後
、神戸城へ移り、廃城となる。現在は高岡城址公園となり、曲輪、土塁、空掘が残る。

【所感】最初、高岡神社が在る山だと思って行き、地元の方に聞いたら、隣の山だと分かり
、親切に道を教えてくれました。県道103号線から鈴鹿川沿いに西進し、関西本線上の橋
を渡ってしばらく走ると、城址に着きます。道は細いですが、山頂まで車で行けるので助か
ります。展望台は大変眺めが良く、眼下に鈴鹿川、遠くは鈴鹿市、津市が一望出来ます。ウ
ォーキングをする人もいました。




堀切



土塁





高岡城跡公園碑と駐車場



高岡城跡碑と東屋



東屋東側の郭



東屋から見た南方の景色



高岡橋から見た高岡城跡