尾張 亀崎烽火台
Kamezaki Noroshidai

亀崎烽火台跡【愛知県半田市亀崎高根町2丁目】
 亀崎中学校【愛知県半田市亀崎高根町5丁目40】

【立地】山頂
【別称】高根山烽火台

【歴史】1850年代、標高49mの山頂に築かれた尾張藩の烽火台で、知多半島に於ける
長尾山烽火台と緒川烽火台の中継を目的に設置された。師崎で異国船を発見した場合、師崎
から大井→布土→長尾山→亀崎→緒川→大高と順に烽火を揚げ、最終的に熱田→名古屋城二
之丸・評定所へ注進することになっていた。同時に大井→矢梨→河和→布土→大足→成岩→
乙川→藤江→緒川→大府→大高→熱田に早飛脚継場も置かれた。現在、遺構は無い。


【所感】以前、亀崎中学校のプール横に高根山烽火台跡の看板が在りましたが、ペンキの文
字が消えかかっていました。今回、テニスコート横に新設され、内容も変わりました。旧看
板の内容を読むと、烽火台は看板の位置から東方65mの崖端に在ったらしく、現在の2丁
目エリアになります。




亀崎高根山烽火台跡の看板・亀崎中学校テニスコート横