尾張 北方代官所
Kitagata chief administrator place

北方代官所跡【愛知県一宮市北方町北方字西本郷】
   神明社【愛知県一宮市北方町北方字西本郷139】

【立地】平地
【別称】北方陣屋

【歴史】1781年郡奉行廃止に伴い、替わって築かれた代官所である。北方代官所は尾張
・美濃国内で171村8万7193石余りの広大な地域を支配し、酒井七左衛門、深沢新平
らが代官を務めた。1659年より設置されていた川並奉行所の業務も兼務し、木曽川から
流れ来る材木筏の管理、船の積荷の検視、夜の船舶通行禁止も行った。1871年に廃止。
現在は住宅に変わり、石碑、歴史看板が立つ。

【所感】木曽川の南、東海道本線の西に隣接して北方代官所跡が在ります。私は木曽川沿い
の道から堤防を南へ下って行きました。代官所跡北西〔神明社の北〕の川沿いに川並奉行所
、東海道本線を挟んだ東側に鉄砲部屋・射的が在り、現在も鉄砲部屋の住所地が残ります。





北方代官所跡碑