尾張 小牧山城
Komakiyama castle
小牧市役所・小牧市歴史館【愛知県小牧市堀の内1丁目1】
【立地】平山城
【別称】小牧城
【国指定史跡】小牧山
【歴史】1563年、織田信長〔1534~1582年〕が標高86mの小牧山に築いた城
で、1567年岐阜城へ移るまでの居城であった。1584年「小牧、長久手の戦い」では
徳川家康が修復して陣城とした。江戸時代に入ると、尾張徳川家の直轄地として保護を受け
、1623年街道整備の為、南麓の町は東へ移された。明治以降も尾張徳川家の所有地であ
ったが、1927年尾張徳川家19代徳川義親氏により国に寄付され、直ぐに国史跡に指定
された。1968年天守を模した小牧市歴史館が建てられ、現在は曲輪、石垣、土塁、堀、
井戸跡が残る。
【所感】東名や名神・名古屋高速から見える小牧山。山頂の天守らしき建物は昭和43年に
建てられた小牧市歴史館です。建物は歴史的資料が無いことから、西本願寺の飛雲閣〔聚楽
第から移築されたと伝わる〕を参考にされたそうです。歴史館最上階からは360度見渡せ
、濃尾平野に浮かぶ孤島・独立丘陵であることが感じられます。見所は沢山あります。山頂
付近の石垣・横掘・土橋、市役所横から真っ直ぐ続く大手道、小牧山南東麓の曲輪・土塁・
枡形虎口など。私は2時間程ゆっくり歩いて撮影しましたが、結構、お腹一杯になります。
小牧山
虎口 i・バス駐車場口
虎口h・搦手口・帯曲輪地区
曲輪405-1d・帯曲輪地区
曲輪405-1c・帯曲輪地区
曲輪405-1b・帯曲輪地区
曲輪405-1bの井戸跡・帯曲輪地区
曲輪405-1a・帯曲輪地区
虎口g・山北橋口・帯曲輪地区
曲輪404・帯曲輪地区
曲輪403-b北端の堀・帯曲輪地区
曲輪403-b・帯曲輪地区
曲輪403東端の土塁・帯曲輪地区
曲輪403-a・帯曲輪地区
曲輪402北端の土塁と横堀・帯曲輪地区
曲輪402・帯曲輪地区
曲輪402西端の土塁と横堀・帯曲輪地区
虎口f・御幸橋口・枡形虎口・帯曲輪地区
曲輪401・帯曲輪地区
曲輪218・大手曲輪地区・れきしるこまき・小牧山城史跡情報館
虎口e・大手口・大手曲輪地区
大手道・大手曲輪地区
尾張徳川家9代藩主徳川宗親源明公の墓碑・大手曲輪地区
小牧山南麓の大土塁と横堀・大手曲輪地区
小牧山稲荷神社・大手曲輪地区
桜の馬場・大手曲輪地区
間々乳観音出現霊場の石碑・西側曲輪地区
曲輪305西側の横堀と土塁・西側谷地区
主郭地区西端の竪堀・主郭地区
虎口b・主郭地区
虎口c・主郭地区
虎口d・主郭地区
虎口a・主郭地区
主郭地区西端の土橋
主郭西面の石垣・主郭地区
主郭北面の復元石垣・主郭地区
主郭西面の転落石・主郭地区
主郭南面の転落石・主郭地区
尾張徳川家19代徳川義親氏像と小牧市街地・主郭地区
主郭から見た御嶽山・主郭地区
主郭・小牧市歴史館・主郭地区