三河 金隆山城
Konryuyama castle
金隆山城跡【愛知県新城市七郷一色字黒沢】
荻野家住宅【愛知県新城市七郷一色字黒沢23】
【立地】山城
【別称】黒沢砦
【歴史】参考地であり、確証は無い。標高579m、比高150mの山頂に在り、萩野氏の
砦城とされるが、現在は山林となり、遺構は無い。
【所感】金隆山は愛知県、静岡県の県境に在り、山頂北側に県道442号線〔愛知県側〕と
県道390号線〔静岡県側〕が峠〔県境〕で繋がって走っています。愛知県側から上ると、
峠の手前に戻るように脇道が在り、道なりに進んだ最終点が有形民族文化財・荻野家住宅で
す。茅葺屋根の住宅の手前に説明看板が立っていますが、この看板と荻野家住宅間の道から
、住宅裏手の寺院跡地へ行きました。更に上ると、正面に貯水タンク、左手に神社、上に祠
が2つ見えます。黒沢の集落は7戸しかなく、源氏の落ち武者とも云われていますが、伝説
の域を脱していません。
金隆山城跡遠景〔写真:左〕寺院跡地・荻野家住宅裏〔写真:右〕
荻野家住宅遠景〔写真:左〕市指定文化財「荻野家住宅」の説明看板〔写真:右〕