三河 古瀬間城
Kosema castle

古瀬間城跡【愛知県豊田市志賀町城山】
  浄願寺【愛知県豊田市志賀町大手551】

【立地】丘城
【別称】巴城

【歴史】1506年頃、標高102m、比高20mの尾根端に築かれた松平兵庫頭勝宗の居城とされる
。1509年勝宗没後、宗忠が継ぎ、1515年岩津城へ移ると、宗忠の子親常が城主を継いだ。15
83年親常没後、正次が継ぎ、1590年家康の関東転封で江戸へ移って仕え、廃城になったと云う。
現在は曲輪、腰曲輪、櫓台跡が残り、1982年見張櫓が建られている。

【所感】浄願寺横の道沿いに古瀬間城跡の石碑が立っています。境内奥の冠木門を潜ると、左手に松平
弥三郎宗忠公墓所が在り、丸太段を上ると城跡です。主郭入口の右手に櫓台、梅林の奥に見張櫓が在り
、市街が一望出来る気持ちの良い展望台になっています。



 

古瀬間城跡の石碑〔写真:左〕松平弥三郎宗忠公の墓〔写真:右〕

 

主郭・梅林〔写真:左〕模擬 見張櫓〔写真:右〕

 

櫓台〔写真:左〕高倉天皇の女官「小督局」の墓〔写真:右〕