伊勢 宮山城
Miyayama castle
宮山城跡・敏太神社【三重県津市戸木町2436】
百五銀行久居支店戸木出張所【三重県津市戸木町2436】
JAみえなかATMコーナー戸木【三重県津市戸木町2436】
ながくら整形外科【三重県津市戸木町7831−1】
藤本内科【三重県津市戸木町7860−3】
【立地】丘城
【市指定史跡】宮山城跡
【歴史】天文年間(1532〜1555年)、木造具政〔伊勢国司北畠具教の弟〕が標高4
5m、比高21mの丘陵南端〔敏太神社裏山〕に戸木城の支城として築いた。1582年織
田信長没後、秀吉は蒲生氏郷に南伊勢を与え、松ヶ島を拠点とする。1584年「小牧、長
久手の戦い」の時、織田信雄方の宮山城が蒲生氏郷に落され、改修されて戸木城攻めの拠点
となった。現在は山林、神社となり、曲輪、横堀、土塁が残る。
【所感】敏太神社の参道は国道165号線〔百五銀行の西〕から始まりますが、車で行く場
合は「ながくら整形外科」「藤本内科」の辻から120m程北進した左の細道から境内へ入
ると、左手に駐車場があります。宮山城跡の登城口は敏太神社左手の階段で、秋葉神社→豊
受神社を経て、枡形虎口から入ります。秋葉神社が鎮座する曲輪Aを土塁@横堀@が囲み、
東端の中央に虎口・土橋があります。土橋を出た左手には土塁A、土塁Bと横堀A、土塁B
の西にL型土塁Cがあり、北へ抜ける道に折れを生んでいます。曲輪Aの虎口正面に曲輪B
、曲輪Bを囲む横堀Bは曲輪Cにまで及び、土塁Dと共に南へ回り込んでいます。直線を基
調した曲輪・土塁・横堀で造られており、近くの城山城も同じような特徴を持っていること
から、同じ設計者ではないか?と言われています。
宮山城跡〔敏太神社〕駐車場
宮山城跡登城口
登城道脇の秋葉神社
登城道脇の豊受神社
枡形虎口か
曲輪Aの土橋と虎口
曲輪A・稲荷神社
曲輪Aを囲む土塁@
曲輪Aを囲む横堀@
曲輪A土橋横の土塁A
横堀@に繋がる横堀Aと土塁B
土塁B東のL型土塁C
曲輪B・曲輪Aの正面
曲輪Bを囲む横堀B
曲輪Cを囲む土塁D
曲輪Cを囲む横堀B