尾張 水野御殿
Mizuno Palace
水野御殿跡【愛知県瀬戸市水北町】
オオシマ酒店【愛知県瀬戸市水北町194】
八幡神社【愛知県瀬戸市水北町1341】
【立地】平地
【別称】御林方役所・御林方奉行所
【歴史】1625年、尾張藩初代藩主徳川義直が鷹狩りを目的に造営された仮殿で、水野久
之丞屋敷に手を加えたものと云う。1664年まで存続し、1667年御殿跡地に愛知郡、
春日井郡の山林を取り締まる御林方役所〔奉行所〕が置かれ、水野正勝が初代奉行を務めた
。現在は住宅となり、遺構は無い。
【所感】県道210号線、県道208号線、県道207号線が交わる上水野町信号交差点か
ら北の県道207号線を進み、初めての辻を左へ入ります。水野川に架かる北脇橋を渡って
100m程進むと、左手にオオシマ酒店が在りますが、この店から北西に見える住宅が御殿
跡になり、渥己窯の看板が在る辺りです。3度目でやっと、場所の特定、天気に恵まれまし
た。御殿跡の北西に在る八幡神社は、1676年瑞龍公〔尾張2代藩主徳川光友公〕が再造
営した記録があります。
水野御殿跡辺り