尾張 師崎遠見番所
Morozaki Tomi Bansho
師崎遠見番所跡【愛知県知多郡南知多町師崎字日影】
延命寺【愛知県知多郡南知多町師崎字的場83】
【立地】丘地
【歴史】1643年、標高38mの段丘上に尾張藩が置いた遠見番所で、知多半島では瀬木
遠見番所〔常滑市〕と共に2箇所設置された。初め、遠見番所は切支丹番所とも呼ばれ、居
所2棟に水主2名が常駐し、遠眼鏡を配置して船舶等の監視にあたっていた。幕末になると
、砲台、烽火台と共に重視された。現在はアンテナが建つ平坦地が在るが、番所の遺構かは
不明である。
【所感】国道247号線と県道7号線が交差する羽豆岬信号交差点の北東角に在る山が番所
跡地になります。番所横の丘陵が県道7号線で分断されています。延命寺東側の道から鉄塔
まで登ることが出来ます。
師崎遠見番所跡遠景