三河 宗定城
Munesada castle
宗定城跡【愛知県豊田市畝部東町宗定・堀ノ内】
祐専寺【愛知県豊田市畝部東町宗定188】
阿弥陀院福林寺【愛知県豊田市畝部東町寺裏5】
【立地】平城
【歴史】大永年間(1521〜1528年)、小針〔岡崎市〕より来住した阿部四郎五郎忠政の居城と
される。城主に岡部忠政、神谷宗弘の名もある。現在は住宅、公園、田畑となり、遺構は無い。
【所感】畝部西町堀ノ内に在る宗定ちびっこ広場周辺が城跡とされます。堀ノ内の東隣りに祐専寺が在
る宗定、南隣りに南屋敷・土橋といった城跡を感じさせる字名が残っています。祐専寺の北350m程
の阿弥陀院墓地に兼高長者〔矢作長者〕の墓とされる宝筐印塔が在ります。平安末期〜鎌倉初期の三河
国三大長者〔西三河の矢作長者・宝飯の宝飯長者・作手の米福長者〕の一人です。
宗定城跡辺り〔写真:左〕伝 兼高長者の墓・阿弥陀院〔写真:右〕