三河 明大寺城
Myodaiji castle

          明大寺城跡【愛知県岡崎市上明大寺町川端・上郷中】
           六所神社【愛知県岡崎市明大寺町耳取44】
トヨタレンタリース東岡崎駅前店【愛知県岡崎市明大寺町川端21−1】

【立地】平城
【別称】平岩城・明大寺村古城

【国重要文化財】六所神社本殿、幣殿、拝殿、神供所、桜門(付厨子六基、棟礼六枚)

【岡崎松平家】

【歴史】永享年間(1429〜1441年)、三河国守護仁木氏の守護代西郷弾正左衛門稠頼が築いた
とされる。1455年稠頼は岡崎城を築いて移り、明大寺城は西郷氏の隠居城「東城」と呼ばれるよう
になる。隠退した稠頼や父盛頼、子頼嗣が居城した。1524年山中城主であった頼嗣の子〔岡崎松平
家3代〕信貞は、松平宗家7代清康に攻められて後、この城に隠退した。1527年頃、清康が入り、
信定は更に大草へ退く。1531年頃、清康は岡崎城を築いて移る。その後、自然廃城となり、岡崎松
平家〔大草松平家〕4代昌久は、大草城〔幸田町〕を本拠とするようになる。場所は名鉄東岡崎駅北東
で、市営駐車場の区画、トヨタレンタリース東岡崎駅前店が在る区画が城跡とされる。

【所感】名鉄東岡崎駅の北東、六所神社赤鳥居の北西に城跡が在ったようです。赤鳥居から踏切を渡り
、松並木を進むと、2つ目の鳥居奥に六所神社が在ります。六所神社は、1634年徳川3代将軍家光
よって造営されたと云われています。規模としては広くありませんが、しっかりとした石垣上に国重要
文化財の建物で埋め尽くされ、訪ねる価値は充分あると思います。




明大寺城跡辺り

 

城跡南東の六所神社赤鳥居〔写真:左〕六所神社桜門【国重要文化財】〔写真:右〕