遠江 仲明城
Nakamyo castle
仲明城跡【静岡県磐田市敷地・家田】
仲明公会堂【静岡県磐田市敷地1205−2】
磐田市豊岡東交流センター【静岡県磐田市敷地1187−3】
【立地】丘城
【別称】敷地城
【歴史】築城年、築城年は定かではない。標高71m、比高30mの丘陵先端に築かれた敷
地左衛門尉の城である。1517年奥山美濃守の所領となり、享禄年間(1528〜153
2年)末期、二俣城に入った今川家臣松井貞宗の所領となる。1572年武田信玄が遠江侵
攻、武田軍は合代島に布陣して二俣城を攻撃。この時、信玄は松井宗恒に敷地を安堵してい
る。1573年森周辺で徳川軍×武田軍の戦があり、当時東側の森町一宮一帯は武田軍の宿
陣地となっている。現在は竹林、雑木林となり、曲輪、堀切、土塁が残る。
【所感】車は豊岡東交流センターに止めさせて頂きました。敷地川に架かる仲明上橋を渡っ
て直ぐ左の未舗装路〔仲明公会堂横〕へ入り、90m程歩いた左手の建物が登城口になりま
す。登城道や城跡を示す標柱はありません。建物の横を通り、左手の崖が終わった辺りから
山へ入って行きます。かなり荒れた状態ですが、所々道らしきものが現れ、左側の斜面を意
識しながら進むと、二重堀切Aに到着します。右に二重堀切B、左の崖上が本曲輪です。崖
の足場は狭いので、滑らないように竹に捕まりながら登る必要があります。本曲輪は平坦で
中央辺りに石板が立っていますが、文字は読み取れません。その奥に一段下がって二の曲輪
がありますが、北端の竪土塁を利用して下って行きます。二の曲輪は本曲輪3倍程の広さが
あり、東端に虎口、南端にも土塁があります。登城道も含めて管理されていないので、下草
が少ない冬の訪城が良いかもしれません。

仲明城跡遠景


登城口




登城道

二重堀切A

二重堀切B

本曲輪へ登る斜面

本曲輪


二の曲輪北端の竪土塁


二の曲輪

二の曲輪東端の虎口



二の曲輪南端の土塁
