尾張 中根南城
Nakane minami castle

中根南城跡【愛知県名古屋市瑞穂区丸根町2丁目】
  観音寺【愛知県名古屋市瑞穂区丸根町2丁目54】
北条八幡社【愛知県名古屋市瑞穂区丸根町2丁目53】
 西八幡社【愛知県名古屋市瑞穂区軍水町3丁目1】
  宝蔵寺【愛知県名古屋市瑞穂区軍水町3丁目3】


【立地】平城
【別称】中根城

【歴史】築城年は不明。信長の弟織田越中守信照〔忠実〕の居城とされる。信照の母は中根
七郎左衛門康友の娘であり、中根忠貞の養子となって中根信照を称した。1582年「本能
寺の変」後、織田信雄に仕え、沓掛2000貫を領した。1584年「小牧、長久手の戦い
」では尾張国奥城を守ったが、秀吉方に落とされて捕虜になった。戦後、再び織田信雄に仕
え、大橋和泉守定永を称し、1610年に没した。現在は住宅、店に変わり、遺構は無い。


【所感】県道221号線〔弥富通り〕と県道30号線が交差する弥富通3信号交差点を南へ
300m程進むと、左手に観音寺が在ります。観音寺の西隣りの区画、その北の区画が城跡
とされます。西八幡社、宝蔵寺の区画の北東隣りの区画になります。中根中城跡の南200
m程に位置します。




北条八幡社・観音寺

 

西八幡社〔写真:左〕中根銅鐸発見地・仁所公民館〔写真:右〕