三河 大垣新田藩陣屋
Ogaki shindenhan jinya
大垣新田藩陣屋跡【愛知県田原市福江町中紺屋瀬古】
畠神社【愛知県田原市福江町宮ノ脇13】
料理旅館玉川【愛知県田原市福江町中紺屋瀬古22−1】
福江市民館【愛知県田原市福江町中紺屋瀬古8】
【立地】台地
【別称】戸田家陣屋・畠村陣屋
【大垣新田藩】1688〜1871年
【歴史】1615年間宮之等、1619年大垣藩主戸田氏鉄の次男戸田氏経〔旗本〕が入り
、氏経の子氏利が継ぐ。大垣藩主戸田氏西の次男戸田氏成は、1684年戸田氏利の養子に
入る。1688年家督を継いで、三河国渥美郡・額田郡など6200石を得、実兄である大
垣新田藩主戸田氏定より美濃国内3000石を受け、1万石で大垣新田藩〔畠村藩・畑ヶ村
藩・畑村藩とも〕を立藩、陣屋を構えた。その後、氏房−氏之−氏養−氏興−氏宥−氏綏と
続き、1868年氏良は美濃国大野郡野村3000石を加増され、1万3000石になる。
1869年陣屋を畠村から美濃国大野郡野村へ移し、野村藩と改称したが、1871年廃藩
となる。現在は駐車場となり、遺構は無い。
【所感】国道259号線畠神社前信号交差点から北へ150m程進んだ左手に福江市民館、
右手の駐車場が陣屋跡になります。中紺屋瀬古全体が陣屋関連区画であり、陣屋の建物は中
紺屋瀬古の南端に在りました。その他のエリアは士族の屋敷と畑地で固められていました。
大垣新田藩陣屋跡から見た福江市民館