尾張 岡部城
Okabe castle

   岡部城跡【愛知県知多郡南知多町内海字城山】
観光ホテル魚友【愛知県知多郡南知多町内海字口揚4−6】

【立地】丘城
【別称】内海城・馬場城

【歴史】大永年間(1521〜1528年)、城山〔標高68m、比高65m〕に佐治備中守為縄が築
いたとされる。為縄は内海佐治氏の祖であり、内海で8000貫を領した。跡を継いだ九兵衛は、15
90年織田信雄転封の際に浪人となり、その後、池田輝政に仕え、子孫は尾張藩に仕えたと云う。現在
は曲輪、土橋、土塁が残る。


【所感】観光ホテル魚友の背後に城山が在ります。城山北側の登城口に「岡部城跡地」の標柱が在り、
5分程登ると、曲輪Tと曲輪Uを繋ぐ土橋に着きます。左手が曲輪Uですが、木々が生い茂り、撮って
も枝葉しか写らない状態です。土橋を渡った曲輪Tは西端の土塁までずっと道が続いており、曲輪の中
央部に「岡部城について」の看板が新設され、西端の土塁上に四天王の広目天の石像が有ります。


 

登城口〔写真:左〕登城道最終地〔写真:右〕



土橋

 

曲輪T・岡部城の看板〔写真:左〕曲輪T西端の土塁〔写真:右〕




岡部城跡遠景