尾張 奥村屋敷
Okumura residence

奥村屋敷跡【愛知県名古屋市中川区荒子町地蔵前】

【立地】平地

【歴史】時期は不明である。奥村助右衛門宗親(1542〜1624年)の屋敷とされる。
藤原鎌足の子孫赤尾忠利の嫡子で、中島郡奥村に住んだ。信長の配下にあって荒子村を賜り
、奥村姓を名乗っていたと云う。荒子城主前田利久・利家・利長に仕えて前田氏の娘を娶っ
た。長女は戸田城主戸田新左衛門へ嫁ぎ、長男の庄右衛門利久は前田利家に仕え、次男永福
が家督を継いだ。場所は荒子町地蔵前辺りとされ、現在は住宅に変わり、遺構は無い。


【所感】荒子城跡の天満天神社の南東300m、的場公園の北方200m程が地蔵前で、嘗
ては西・南・北に堀があったそうです。周辺は細道が多く残っています。





奥村屋敷跡辺り