三河 御洲原城
Osuhara castle
お須原山園地【愛知県豊田市東萩平町西山1−3】
【立地】山城
【別称】御須原城・萩平城
【歴史】類似遺構であり、確証はない。お須原山〔標高419m、比高150m〕の頂に築かれ、城主
、歴史は不明である。現在は須原神社が建ち、削平地、堀切らしきものが残る。
【所感】茶臼山の北、笹戸カントリークラブの西に在ります。笹戸カントリー西側の道で、連絡板が在
る脇道を入ると、左手にお須原山縁結び岩の看板が在ります。看板横のコンクリート路を車で右へ右へ
上ると、須原神社〔須原神社、御鍬神社、秋葉神社が合祀〕に着きます。神社手前の道が、「昔、石段
になっていたのでは?」と思うほど、急勾配になっています。削平地は御鍬神社が在る場所と、北側の
東屋が在る場所の2つで、その間に堀切らしきものが在ります。東屋からの見晴しは良く、北方の監視
に適した場所と感じました。「縁結び岩」「天狗岩」「念仏岩」「蛇岩」と名付けられた巨石が点在し
、松平の城山城、大給城、梟ヶ城などを思い浮かべてしまいます。
お須原山山頂の様子
御鍬神社・須原神社・秋葉神社
蛇岩〔写真:左〕縁結び岩〔写真:右〕
念仏岩〔写真:左〕天狗岩〔写真:右〕
御鍬神社背後の堀切と言われる散策路
御鍬神社背後の平坦地