尾張 坂井屋敷
Sakai residence
坂井屋敷跡【愛知県稲沢市祖父江町山崎字明島】
山崎神社【愛知県稲沢市祖父江町山崎字白山西6】
【立地】平地
【歴史】中世末期、山崎に居住した土豪坂井文助利貞の屋敷とされる。1574年信長の命
で祖父江周辺の築堤奉行を務め、1575年東海道の整備などを行った。信雄、秀吉時代も
奉行職を務め、2代利政〔文助の次男〕は尾張藩で船奉行1000石を得た。3代利知は船
奉行時代の事故で御家断絶となり、利知の弟利道が三河国〔三好町〕へ移って眼科医となっ
た。現在は山崎神社東隣りの屋敷跡に石碑が立つ。
【所感】領内川上流の広口池南に白山社と八幡社が合祀された山崎神社が在ります。神社内
の東隅に白山社址の石碑が在りますが、この石碑の右方に石碑が見えます。山崎神社内へ入
らないと分からない場所です。
坂井文助舊蹟の石碑・山崎神社東隣り